staff interview

経歴

2008年 日本大学 獣医学科 卒業
2008年 亀戸動物総合病院 入社
2011年 亀戸動物総合病院 腫瘍科 担当
2014年10月 North Carolina State University 腫瘍科にて短期研修
2014年11月 The Animal Medical Center New York 腫瘍科にて短期研修
2017年04月~2019年8月 東京大学附属動物医療センター 農学特定支援員
2019年 動物がん診療サポート 設立
2019年 クロス動物医療センターグループ腫瘍科
2020年 クロスどうぶつがんセンター スタート

獣医師になったきっかけは?

幼少の頃から生き物が好きだったのですが、獣医師という進路を決めたのは、大学受験の時です。将来は漠然と「手に職」をつけたいと思っていたところ、動物も好きだし「国家資格」である獣医師がいいのではないかと思い、獣医学部のある大学を探しました。すると、たまたま通っていた公立高校に日本大学獣医学科の指定校推薦枠があり、それに応募して受験し、合格することができました。
なので、小さな時から獣医師になりたい!と思っていたわけではないのですが、今は獣医師になって本当によかったと思っています。

センターを立ち上げた理由はありますか?

動物の腫瘍の診断、治療に特化した施設が必要だと思い、設立しました。
人間の医療ではご存知のように、内科、皮膚科、眼科、整形外科など全ての疾患において細かく診療科が分類されており、それぞれの専門医が専門診療を行なう体制が確立されております。一方で多くの動物病院では、一人の獣医師が内科をはじめ皮膚科や整形外科まで全ての診療科目をこなさなければならず、その中では獣医師により得意不得意な診療科目があることは事実です。どんなに優秀で勤勉な獣医師でも全ての診療科目のエキスパートになることは、難しいです。
このような状況において、私は犬、猫の腫瘍における専門性を高め、どのような腫瘍でもエビデンスに基づいた確実な診断と適切な治療が行えるような専門施設が必要であると思い、このセンターを設立しました。

手術風景

クロスどうぶつがんセンターの魅力

リンパ腫などの血液腫瘍に対する化学療法や、骨肉腫、肥満細胞腫などの固形癌に対する腫瘍外科まであらゆる腫瘍に対応できます。
世界基準のエビデンスに基づいた、丁寧なインフォームを行わせていただき、動物そしてそのご家族にとって最善の治療を提供できるように
常に準備しております。
また、学会での口頭発表や論文発表などを積極的に行い獣医腫瘍分野の発展に貢献できるように、学術の面にも力を入れております。

学生へのメッセージ

小動物臨床は素晴らしい職業です!
動物の腫瘍診療に興味があったら見学に来てくださいね!

クロスどうぶつがんセンターでは研修医も受け入れています。
http://www.recruit.361corp.com