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クロスどうぶつがんセンター研修制度

研修制度について

クロスどうぶつがんセンターには他院からの紹介や飼い主様からのセカンドオピニオンなど多くの腫瘍症例が来院します。それぞれの症例に合わせ、外科手術・抗がん剤治療・緩和ケアなどを選択し、治療を行います。その治療法やその治療に至った経緯なども含め、腫瘍に興味のある獣医師や看護師、学生へ教育を行うのが、この研修制度の目的です。

研修医プログラム

研修医プログラムは獣医師向けのプログラムになります。月1回から研修可能で実践的に腫瘍性疾患の診断・治療を経験、習得することができます。診察室での問診から、各種検査、生検、そして診断後のインフォームドコンセント、外科治療、化学療法に至るまでの診療の流れを学びます。また、1日につき1人の研修医の参加になりますので、わからないことがあればその場ですぐに確認することができます。研修医プログラムでは主に以下の内容を学ぶことができます。

各種検査

・腫瘍診断における合理的な診断プラン
・各部位別のFNAの方法
・細胞診評価
・抗がん剤の効果判定
・各種生検の手技
・超音波検査スキルアップ

治療

・腫瘍外科のスキルアップ
・抗がん剤治療のプロトコル
・抗がん剤副作用への対応

知識

・腫瘍症例についての基礎知識セミナー
・腫瘍についての最新知識をアップデート
・放射線治療の基礎

症例相談

・ご自身の病院で診断や治療方針に苦慮している症例について、可能な範囲でアドバイスいたします。また血液検査や画像検査などのデータをお持ちいただければ、より的確な情報をお伝えできると思います。その他、抗がん剤のプロトコルや投与量、外科手術の術式や放射線治療の適応についてなど何でもご相談ください。

動物看護師向け研修プログラム

動物看護師向け研修プログラムは専科動物看護師を目指すプログラムになります。月1回から研修可能で診察室における問診から、各種検査、生検、そして診断後のインフォームドコンセント、外科治療、化学療法に至るまでの診療の流れを学びます。看護師研修プログラム以下の内容を学ぶことができます。各種検査、抗がん剤の取扱方法や飼い主様への説明などを学んでいきます。

検査

・生検における基礎知識

治療

・抗がん剤の取り扱い方
・飼い主様への説明
・腫瘍外科手術における麻酔管理や外回り業務など

知識

・腫瘍症例についての基礎知識セミナー
・腫瘍についての最新知識をアップデート

ご興味のある獣医師、動物看護師はこちらからご応募下さい。

クロスどうぶつがんセンター
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